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①発動

『紅、藍に命ず』
『任務:人物の守護 砂倉居学園に転入』

「……藍」

「…紅?」

((誰かと組むなんて、初めてだな))

 ケータイの受信メールを見てみれば、任務が入っていた。
 砂倉居学園というと…。

「どこだ?」

「…確か、金持ち学校だよなぁ…」

 それぞれ、独り言を呟く。
 そして…まだ見ぬ相棒に、二人はそれぞれ思いを馳せた。


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