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あとがき

2003年 2月20日(木)

 終わり。…終わりました。
 なんか『やっと!!』…ってな感じでありますが…(『中編』が去年の10月末…)
 まとまってるかなぁ? 変な日本語、混ざってたりするかなぁ?
 ――ご指導ともなる、感想ぷりーずっ!!! …よろしくです。
 はてさて…今回のあとがきでは自分が楽しむための対談をやろう、と決めていたのです。
 なので、対談
 メンバーは『TO−RU<前>』で行いましたキャラと同様でござる。ではでは↓↓↓

お題:『SAKURA』と『TO−RU』の違い
高月蘭→蘭(使い手) 刀流→刀(刀) 二ノ宮春→春(使い手) 刀守さくら→さ(刀)
蘭: …今回、お題どおりにきちんと進むかな…。
刀: 奴が来なけりゃ、大丈夫だろう。
春: それは確かに。
さ: 同感。
全員: ……
春: …誰が進行役をするの?
刀: あ! 最初に沈黙を破った! 決定〜♪
春: あぁっ!! また似たようなミスをしてしまった…っ!
さ: 春…ドジ…。
春: …そんなシミジミ言わなくても…。
蘭: え、えーと。じゃあ、お題どおりに…。
刀: 進行役さん、何を話せばいい?
春: …そんな…突然言われても…う〜ん…。
さ: ただ、徒然なるままにあげていく、とか?
紅: …それではつまらない。
藍: 同感!
全員: ……。
刀: …で、あんたらは、誰? この前の奴よりは、全然まったくマシだが。
紅: 『全然』も『まったく』も、似た意味だと思うが?
刀: まぁ、細かいことはおいといて。
蘭: …おいといていいの?
刀: いい加減、話に入らんとマズイだろう。
春: それもそうですね。
さ: さて、あなた方は?
紅: …通りすがりの万屋…。
藍: えぇっ?! そうだったのっ?!
刀: …って、お前が驚いてどーするよ。
紅: …何でも屋とは、万屋だろう? 【彩】は『何でも屋』だと…藍。
蘭: はい?
藍: ――…ラン、…ちゃん?
蘭: あ、はい。初めまして。
藍: あ〜…おれもランなんだ。藍色の、藍。よろしくね。
蘭: 藍さん…ですか。私は花の蘭、です。
紅: …ランが二人、か。呼ぶ時少し困るな。
さ: 読んでる人はわかるよ。
春: それは確かに。
刀: いや、呼んでくれる人も大切だが、やってる自分達がわからないのは問題ありだろう。
春: …それもそうか…。じゃあ、今回ばかりは高月さんは『花』で、貴方は『色』なんてどうですか?
全員: …それもどうだろう…。
刀: あー…着々と行が過ぎていく…。じゃあ、『蘭』の時はちゃん付けで、『藍』の時は君付け、なんてどーよ。
さ: あぁ、いいんじゃない? わかりやすくて。
蘭&藍: 聞き慣れない…。(←大抵『ラン』と呼び捨てに呼ばれる二人)
紅: 対談中の辛抱だ。――では、取り出したるは数枚の紙。
刀: …どこから出したんだ…。
紅: 細かいことは気にするな。
藍: …細かいかな?
紅: そう。――サクサクいくぞ。ここに『SAKURA』と『TO−RU』の違いを書きだした紙がある。
刀: なぜそんなものが…。
紅: 【彩】は万屋だからだ。
さ: …それって答え?
藍: 万屋ってスゴイね。
蘭: …って、藍君はメンバーじゃないんですか?
紅: ナイスつっこみだ、蘭ちゃん。
蘭: …やっぱり聞き慣れない…。
紅: それはさておき、話を進める。違い①使い手の前世の性別
春: ふむふむ。
紅: …これでどうにか話を進めるのじゃ。
全員: …『のじゃ』?
紅: あ、いや…失礼。
藍: …なんだか紅が…オカシイ…。
紅: えーと。『SAKURA』が前世は男で、名前が涼清りょうせい。『TO−RU』が前世も女で、名前が嵐。
刀: 最初(の設定で)は男になりそうだったが、最終的には女になったな。
蘭: あ、そうなの?
刀: 確か。オレの記憶が正しければ。んで、霞月の野郎はめいという名前から変わった。
蘭: ふ〜ん。
紅: なんて情報量!! コチラも負けられないワッ!! …はっ!!。
藍: …やっぱり、紅、オカシイ…。
紅: な…何が…だ?
藍: 行動ってか動きってか、口調。
紅: そ、そんなことはナイ…輪よ?
藍: …絶対オカシイ!!
紅: つ、次にいきまSHOW。違い②刀の性別
さ: 性別っていっても…実際にはないんじゃないの?
春: 人になった時の、ということ?
紅: ピンポ〜ン♪
藍: …紅、その紙見せて。なんて書いてあるか気になる。
紅: イヤダメ。
藍: ――あんた、紅じゃないだろう?
紅: え?! そ、そんなことっ! まったくもって違ったりなんかしちゃったり…
藍: 紅はそんなこと言わないし、口調違うし…っていうか、そんなに喋らない。
紅: …くっ。
藍: 正体を現せ!
刀: …盛り上がってるところ悪いんだが。
藍: はっ!!
刀: とりあえずお題だけ、やっちゃおうよ。お題だけ。そしたら存分に『違う人間疑惑』を晴らそうと何しようと止めないからさ。
蘭: …珍しく、怒ってる?
刀: そんなことないよ、蘭ちゃん♪
蘭: …(やっぱり聞き慣れない…)。
紅: ぢゃ、ぢゃあ、お次。
藍: …絶対紅じゃない。誰だ、コイツ…。しかし…(ブツブツブツ)
紅: えっとぉ、次に生きマッスル。違い③刀の人間バージョンの様子
蘭: …今、明らかに違ったよね?
藍: ――やっぱり、絶対紅じゃない…あれ? じゃあ、本物の紅は一体どこに…? …こうしちゃいられない! 本物の紅を探してきますんで、それまでコイツを逃がさないでくださいっ!! こーうーっ!!(←走り去る藍)
刀: …アツイ奴だ…。紅(本物)は藍君の想い人か…?
紅: あをい春ね…。ワタシにもいつかそんな火が来るかしら…。
刀: …って、お前いくつだよ。
紅: 女の子に年を訊いちゃ駄目
刀: …あー、そうかい…。
春: と、とりあえず『刀の人間バージョンの違い』だね。
さ: 違い…違い…。
蘭: …あ…さくらちゃんは人間の姿になれば誰にでも見えて、刀流は他の人には見えないっていうのじゃないかな。
春: おぉ、そんな違いが…。
さ: すごーい。全然気付かなかった。
紅: それじゃ、次は…違い④敵(?)の性別
さ: …敵――。
春:『SAKURA』コチラは…櫻の君になるのかな? 憑かれてたんだよね、奴に。
さ: そうそう。
刀: 『TO-RU』コッチは霞月…皇、だな。別に憑かれてた…ってわけじゃなかったのか?
蘭: うん…そうじゃないかな。悪霊の吸収みたいなことができたけど…。
紅: 違い⑤前世との関係
さ: …どういうこと?
春: うーん…。
蘭: うーん…。――あ、そうだ! きっと、私は嵐と一体化というか…嵐も蘭も『同じ』人格というか…魂? だったけど、春ちゃんと涼清さんは…というか、涼清さんは、現世も意識を残していたじゃない? そういう意味の『違い』じゃないかな。
刀: さすがは蘭…ちゃん!(←『ちゃん付け』を忘れるところだった)
さ: …と、いうか…。
春: 違いって、あげてくとキリがないんじゃ…?
蘭: …そんな気がしてきた…。お題にするなら『SAKURA』と『TO−RU』の違い、じゃなくて『SAKURA』と『TO−RU』の共通点、のほうがよかったような気がする。
刀: ――まぁ、ここまできちゃったしなぁ。
さ: それもそーだね。
春: …でも…共通点って、あるの?
紅: アラ。あるわよ
刀: あるんか。
紅: 使い手はそれぞれ敵役を想っていた…。――浪漫スね…。
蘭: …ろうまんす…。
春: …『ロマンス』じゃ駄目なんだろうか…?
蘭: 同感。
刀: なんにせよ、まぁ、そうだな。
さ: 『好きな人を殺す』っていうの、作者の趣味なのかな。…悪趣味…。
紅: コレコレ、天罰ガ下リマスゾ。
春: …なぜ突然片言?
紅: …はぁっ! 何かが降りた!!
刀: しかし…作者はこの頃『血』とか『死』っていうネタが好きっぽくて『ヤバイ』とか一応思ってるらしいぞ。
蘭: ポイントは『一応』だね…。
刀: うん、そう。試験に出るからシルシ付けとけよ。
春: …どんな試験に、なんの問題で出るんだろう…?
さ: 数学じゃないと思う。…あ、共通点といえば。
春: まだある?
さ: うん。『刀』が、『使い手』を選り好みすること。
刀: 選り好み…。
さ: あたしは涼清…今の春だね。それ以外の人間に使わせる気はなかったし。刀流も、でしょ?
刀: …そりゃ、嵐…ってか、蘭か。蘭以外の奴にオレを使わせるきなんて全然ないが。
春: 裏設定発見。
全員; …どこから?
春: この紙。
紅: あぁっ!! アタシの髪!!
全員; …髪?
刀: こえーな、おい。
春: …単なる紙、だよね?
さ: うん、紙だよ。どこからどう見ても。
春: …よかった…。あ、でね、裏設定。『涼清と嵐は同じ一族。どっちが古いかは謎』。…古い、って…。
さ: しかも謎って…。
蘭: …適当…だねぇ…作者…。
刀: だからきちんと話をまとめられないんだよ…。
紅: ワタシも仲間に入れてよぅ。
春: (無視)そういえば藍君、本物の紅さんを見つけられたかな…。
蘭: 見つかるといいね。どんな人なんだろう?
刀: 外見はこんな人なんだろうな。
さ: で、口調が普通。――そういえば…この口調って…。
春: ? 口調?
さ: あたしだけの気のせい? この口調って、前回(対談)に出没した『奴』を彷彿ほうふつとさせるものが…。
刀: ――そう言われてみれば…。
蘭: 確かに…。
紅: ワタシも仲間に入れてってバ!!!
藍; 紅はっけーん!!! ってなワケで、ニセモノ!! 正体を現せっ!!
蘭: あ、発見できたんだ。…なんか眠たそうだね…。
刀: どこにいたんだろうな?
紅(本物): ――…ドッペルゲンガー…?(←寝惚け中)

それは違う…というそれぞれの思いと共に─完─


2011年 5月27日(金)

 ひとまず今回の<後>で『TO−RU』は終わりです。
 お付き合い、ありがとうございました! チラリとでも楽しんでいただけたのであれば、幸いです。

 ちなみに対談で突発的に出てきおった(?)紅と藍の二人は『【彩】ファイル』というハナシのキャラ’Sであります。
 自分の記憶が正しければ、確か同時期に話を書いていて、書いていて動かしやすいキャラ…と選抜(?)したような…。
 蘭&藍ってのをやりたかった、ってのもありそうですが(笑)

 …しかし…テンション高い…(と、自分では思った)。
 今の自分、一人でマイキャラ対談…ここまで長い時間(?)できるだろうか…。
 楽しかった、っていう記憶はあるんですけどね。この頃はあまりやらないです。
 ちなみに上記に登場する紅のニセモノは、前回対談をメチャメチャにした『謎の魔術師』という設定です。
 …自分の記憶が正しければ(笑)

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 『TO−RU』とのお付き合い、ありがとうございましたm(_ _)m


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